OsiriX Navigatorは、無償の医用画像解析アプリケーション「OsiriX(オザイリクス)の日本語による簡易マニュアルです。

Mac OS X専用のオープンソース医用画像ビューア(DICOMビューア)であるOsiriX(オザイリクス)のダウンロード方法をはじめ、DICOMサーバ構築やDICOM通信の設定方法、患者データベースの管理術、多種多様な画像の閲覧方法、そして2DのDICOM画像を3D~5D画像として再構築する方法など、各種設定や操作方法を日本語でわかりやすく解説。

実際の症例画像を用い、2D・3D・4Dなど画像解析の様々なシーンを再現することで、理解を深めやすい構成となっています。

キーワード入力による一発検索機能(日本語、英語対応)を搭載。

最新版OsiriX 3.7に対応、旧バージョンにも適応可。

ジュネーブ大学OsiriX Team公認(June 2010)。

Explanation of how to:

  • OsiriXをダウンロード・インストール
  • クエリ・リトリーブ
  • 機能拡張・環境設定・カスタマイズ
  • ショートカット
  • 4D
  • Fusion (自動・手動)
  • 多断面構成 MPR (3D MPR, 曲面MPR, Orthogonal MPR)
  • MIP・Thick slab,
  • 3Dボリュームレンダリング Volume rendering (裁断・骨除去・彫刻・シェーディング・フィルター・16bit CLUT色見本編集)
  • 3DサーフェスレンダリングSurface rendering (Dual/Single)
  • 仮想内視鏡 Virtual Endoscopy (Fly through, Automatic centerline,動画保存)
  • 関心領域 ROI (Segmentation,Region growing)
  • 書き出しDICOM export

神戸大学大学院医学研究科の杉本真樹医師による完全日本語版オリジナルマニュアル。

近日英語版も公開予定。

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オープンソースDICOMビューワOsiriX (オザイリクス)は、医療画像情報の表示と分析のために設計された、インタラクティブな視覚化プログラムであると同時に、PACS通信機能を備えたアプリケーションである。医用画像の統一規格フォーマットであるDICOMをはじめ, jpeg, pdfなどの静止画像から、 avi, mpegなどの動画を読み込み、閲覧, 解析などのビューワー機能を兼ね備えている。また, CR, CT, MRI, DSA, PET,超音波、内視鏡など,ほとんどの画像診断装置に適合し, これらから獲得したデータの管理やPACSサーバーとしての管理,配信が可能である。この単独で小規模PACSとして運用できる機能を利用し、クライアント端末からの複数同時アクセスにも対応している。また、 OsiriX Mobile (iPhone/iPod Touch版)は、モバイルクライアントでのOsiriX利用を可能とした. iPhone/iPod Touch上へ直接イメージのシリーズをダウンロードし、データを蓄積管理でき,さらにビューワーとして参照と解析が可能である。OsiriX Mobileは、大部分の一般的な画像診断装置(超音波、CT、MRI、PETなど)から標準的なDICOMフォーマットでイメージを表示すことができる。通信規格としては,WiFiネットワークを介しどんなDICOM画像装置からでもイメージを受け取ることができるDICOM完全対応リスナーといえる。

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Special thanks to

OsiriX Team: Dr.Osman Ratib, Dr.Antoine Rosset, Mr.Joris Heubeuer

University Hospital of Geneva

Dr. Roy Soetikno

Veterans Affairs Palo Alto Health Care System

Stanford University School of Medicine

Teikyo University Chiba Medical Center

Kobe University Graduate School of Medicine